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2013年1月31日 (木)

借り換えの際の注意点(1)

 借り換えを行う際に注意する点が2つあります。ひとつは、借り換えをして効果があるのか?という点。二つ目は、借り換えできるのか?という点です。
 まずは、借り換えをして効果があるのか?についてお話しさせていただきます。

 借り換えの目的は3つに分けることができます。「総返済額を抑えるための借り換え」と「今現在の返済額を抑えるための借り換え」と「金利変動リスクを抑えるための借り換え」です。
 先の二つは、金利の低いものに借り換える方法なので、今回はインフレ懸念から金利上昇時の対策である「金利変動リスクを抑える借り換え」についてお話しさせていただきます。
 これらは、必ずどれか1つの効果が得られるわけではなく、複数の効果が得られるケースもあります。
 借り換えを考える際に肝に銘じておいてほしいのは、通常は、固定期間が短いローンほど金利が低く、固定期間が長いものほど金利は高くなると言うことです。

 金利変動リスクを抑えるための借り換えは、金利が低い内に長期の金利で固定してしまうと言うことなので、ローンを組んだ時期によっては、今現在のローン金利よりも高くなるため、「金利の上がり具合によっては借り換えしない方がよかった」と言うこともあります。
たとえば、同じ10年固定金利のローンを組んでいた人でも、2007年8月ごろにローンを組んだ人は2.3%前後の金利で借り入れているため、ここで15年固定金利2.4%に借り換えしても今より1%金利水準が上がれば効果を得られます。
 しかし、最近10年固定ローンを組んだ方は1.5%の金利で借り入れているため、今より金利水準が1%上がった程度では、何もしなかった方がましとなります。

 また、借り換えには抵当権の設定末梢費用や司法書士報酬、契約書の印紙税が絶対に必要です。それに加え金融機関によっては、事務手数料・保証料・今のローンを一括返済するための手数料がかかります。
 借り換えの効果は、借り入れ残高と残りの借入期間、そして借り換え先との金利差によって変わってきます。それぞれの程度の総合の結果、借り換え効果よりもかかった経費の方が高い場合もございます。
 一般的に目安として、10年以上500万円以上1%以上と言われますが、項目のどれかが突出していれば他の項目が基準以下でも効果はでる場合もあります。

 ですから、借り換えをする際には必ず、費用を上回る効果が得られるか?、どの程度の金利上昇で効果が得られるのか?、どの程度の金利上昇までなら支払っていけるのか?をシュミレーションする必要があります。

次回は 借り換えできるのか? について

 

 

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