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2012年12月18日 (火)

自民党圧勝がもたらすもの

 先の衆院議員選挙で自民党が圧勝しましたが、これにより我々の生活にどう影響するのでしょうか?
 市場では、金融緩和が進むとの見方から、株価は上がり、為替は円安に動きました。選挙公約で「名目3%以上の経済成長と明確な物価目標2%」を掲げ、そのためには日銀法改正をも視野に入れるという積極性が高評価を得たようです。

 ここで注意したいのは「物価上昇率2%目標」です。これは「デフレを脱却し、インフレ経済にする。」という事です。
 つまり、長いデフレ経済下で身についた考え方ではなく、インフレ経済下に対応した意識変革が求められるという事です。
そして物価上昇率は、そのままの数字が確実にローン金利に上乗せされます。ですからインフレ経済下では住宅ローンを変動金利、固定期間選択型で借りている方は、特に注意が必要です。

 例えば、今までは物価が下がっていたので100円の物が翌年には99円になっていたので、1年間お金をほとんど利子なく預けていても、預けたお金の価値は1円増えました。
 しかし、これからは「1年で100円の物が102円になってしまう世の中にする」と言っているので、預金の利子は2円以上必要になります。
 これと同じで今まで年利1%でお金を貸していた人たちは、物価上昇率の2%を上乗せした3%でお金を貸さないと、今と同じだけの利益が出ません。ですから物価上昇率は、上がった分だけローン金利に反映されます。

 ですから、今後は物価の上昇率や金利の上昇率に注意しなければなりません。ちなみに10年国債の金利は、選挙前の金曜と、選挙後の月曜を比較すると、現物も先物も年利0.005%上昇していました。
 いきなり金利が2%上がるものではありませんが、政権が本格的に発足し、政策が打ち出されたら、ローン金利にどう影響するのか、自分なりに考えてみてください。

 次回よりインフレ下の住宅ローンついてお話します。

 

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